実務者研修 通信

介護者職員実務者研修とは？
実務者研修とは、福祉サービスを使っている方に、クオリティーの高い介護を提供する能力を身に付ける為の研修です。
介護関係の機関で、サービス提供責任者としてケアマネージャー等とのコーディネート業務をする事が出来る、大事なポジションを得られる資格となっています。
また、経験のない初めての方でも学習する事が出来るので、特に人気のある研修です。
現場のなかでサービス提供責任者を求める声が高まっており、実務者研修を受講すれば、キャリアアップに有利です。
実務者研修が終わった後に、これとは別に実地研修を受ける事によって、痰を自分で吐き出せない人の痰の吸引と、口を使って食事が出来ない人に栄養を与える、チューブを使った処置が出来るようになります。
平成27年度からは制度に変更があり、福祉系の学校を卒業せず実務経験のみで介護福祉士の試験を受ける為には、介護職員実務者研修を終了している事が必須条件になります。

通信の実務者研修とは？
通信教育の講座で実務者研修を受ける事も可能で、ほとんどの学校が幾つかのコースを用意しています。
持っている資格などにより受講するコースを選択をする事が出来て、料金はコースによって異なります。
通信で実務者研修を受けるメリットは自分のペースで、満足するまで勉強が出来るという事です。
またPCやスマートフォンの画面で授業を受けられ、課題をネットで提出できる学校もあります。
通信教育の講座で全部の科目を修了した人は、スクーリングで実技の演習を受けることになります。
医療的行為の演習に参加する人には、事前に教材の貸し出しを行なっている所があります。
当然の事ですが、借りた教材は演習時に返却する必要があります。
演習に合格しなかった場合には、またスクーリングを受ける必要がありますので、十分に勉強をして本番で実力を発揮する事ができるように頑張りましょう。